変人になりたい

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【本当のモチベーションに必要な3つの要素】

 

本当のモチベーションに必要な3つの要素

 

モチベーションを上げるのに苦労していませんか?

他人・組織のモチベーションを上げようと苦労したことはありませんか?

 

今回は、本当のモチベーションに必要な3つの要素をご説明します。

 

1.自律性

 

「やらされてる」ではなく、自ら「する」ことです。

 

おもしろい実験があります。

 

例えば絵を見せて少し頭を使うクイズを出し、

 

Aのグループには「早く解けたらお金あげるで」と報酬があることを伝えて、

Bのグループには何も言いません。

 

さて、どっちのグループの方が優秀だったでしょうか?

 

 

Aと答える人が多いと思います。お金もらえるならテンション上がりますもんね。

 

 

でも、答えはなんとBのグループです。

 

他の実験でも同じ傾向の結果が出ています。

 

報酬を与えない方が自由な発想で純粋にクイズを楽しみ、良い結果を出すのです。

 

Aのグループが負けた理由は、お金のために「やらされてる」からです。

 

人間は「やらされてる」ことが嫌いな生き物です。

生まれながら自律性を持っています。

 

自律性とは、

自分の人生を、自分で導きたいという欲求

です。

 

2.マスタリー(熟達)

 

ひとことで言うと、「極めたい」という欲求です。

 

マインドセットが重要で、「自分の能力は無限に向上する」と思わなければいけません。

 

当然「わしなんてどうせ・・・」という思考ではいけません。

 

何か熱中できるものに取り組んでいるとき、人はフロー状態になります。

 

私は「精神と時の部屋」とか「シンクロ」「覚醒モード」「トリップ」って呼んでます。

 

まあ言い方はどうでもいいです。(笑)

 

フロー状態になると、半端ない集中力を発揮します。

この状態を自ら作り、コントロールすることが重要です。

 

ただ、極めたいものを本当に極めることはできません。

数学の漸近線のようなものです。

 

追いかけても届かないというもどかしさが魅力的だと分かった上で、

人は「極めたい」と思ってしまいます。

 

マスタリー(熟達)とは、

自分にとって意味のあることを上達させたいという衝動

です。

 

3.目的

 

自分を越える目的です。

 

自分だけの目的ではなく、他人や世界にフォーカスします。

 

何を目的にするかで、人生は変わります。

 

目的とは、

自分より大きいもの、利益を越えたことのために行動したいという思い

です。

 

まとめ

 

本当のモチベーション、

本書で解説されているモチベーション3.0の位置付けは、

 

モチベーション1.0=生物学的

モチベーション2.0=外発的動機付け

モチベーション3.0=内発的動機付け

 

となっています。

 

モチベーション2.0はアメとムチのスタイルです。

交換条件(これをしてくれたらこれをあげる)です。

 

しかし、これは弊害を生み出します。

成果が下がり、創造性は失われ、報酬に依存し、短絡的思考を引き起こします。

 

ときには倫理に反した言動も引き起こします。

 

「働く=報酬(給料)をもらうこと」

 

だけだと思っていると、モチベ―ジョンを上げるのは難しいでしょう。

 

報酬に依存しているので、モチベーションを保つには更に報酬を上げるしかないからです。

 

3つの要素を満たした内発的動機付けが必要だということは納得できます。

 

モチベーションを上げるために読んでみましたが、やっぱり上がりました。(笑)

 

本書は、おもしろい実験データや実践的なケーススタディも豊富なのでかなり読み応えのある本です!

 

 

 

【ネット集客でデザインよりも大切な5つのこと】

ネット集客でデザインよりも大切な5つのこと

 

1.強みが伝わる

 

出オチですが、これが一番大切です。

 

なぜ他社じゃなくて、他のウェブサイトではなく自社なのか。

圧倒的な競合優位性が必要です。

 

分かっていてもこれに結構苦労しちゃいます。

 

強みを考える上で、

 

ターゲットを絞り込む」ことと

 

ぺルソナ、逆ペルソナを考える」こと

 

が重要です。

 

誰でもターゲットにするのではなく、理想の顧客像(ペルソナ)を描いた上でターゲットを絞って考えていく。

 

結構有効だなあと思ったのは「こんなお客さんはイヤだ」という理想に反する顧客像(勝手に逆ペルソナと呼んでいます)も考えることです。

 

「理想の子を想像して(ペルソナ)、その次に嫌いな子を想像して(逆ペル)、自分なら何を与えられるか(強み)」

 

というイメージです。(笑)

 

これで強みが少し明確になります。

 

本当にターゲットにするべき顧客は誰なのか、

 

自社の強みは何なのか、

 

インターネット利用者の特性は「比較する」ことです。

 

シンプルに伝えることが大切です。

 

2.見込み顧客がリードを落とす仕組みをつくる

 

リードとは、見込み客の情報のことです。

 

メルアドや個人情報です。

 

これを集める仕組みを作ることが求められます。

 

自社に興味をもっている人をストックするためです。

 

もちろんリードの保有数が多くなるほど、新規営業の業績は安定します。

 

例えば全ての携帯ショップでも、名前と連絡先をストックして見込み客をストックしています。

 

ただ見られるだけのウェブサイトではなく、

 

見た人が何か落としていってくれるような仕組みをつくることが大切です。

 

3.見込み客の課題を解決するコンテンツをつくる

 

ウェブサイトを訪れる人は何かしら課題を抱えています。

 

課題を1つでも解決できるようなコンテンツを作り、

できれば定期的に足を運んでもらえるような仕組みを作ることが大切です。

 

見ていて役立つ=価値のあるウェブページが求められています。

 

4.見込み客がウェブサイトにくる導線を3つ以上つくる

 

リンクっていうやつですね。

 

TwitterFacebookなどのSNSyoutubeなどの動画サイト、検索エンジンなど。

 

ウェブページを作っただけでは誰も見てくれません。

 

導線(集客チャネル)が、最低でも3つ以上必要です。

 

5.自分で更新・編集する

 

これは書くまでもないと思いますが、

委託する場合よりもお金はかかりませんし、スピード感もあります。

 

自分の意図がダイレクトに反映されるので、自分で管理することが大切です。

 

まとめ

 

5つのポイントをご紹介しました。

 

この5つはデザインにこだわる前に満たしておきたいですね。

 

本書は、マーケティングを更に加速させる方法や、役立つツールの紹介なども豊富なのでかなり実践的な内容となっています。

 

まさに自分に必要になりそうなノウハウが詰まっていました。

 

ただ、何より

 

まずやってみること

 

だなあと思いました。

やりながら修正していけばいい。

 

youtubeを利用したマーケティングでも、

まずはこだわりすぎず、300~1000本アップロードしてみることが重要だと書いてありました。

 

とりあえずやってみます。

 

ホームページ作って何かやってみたい、という方におすすめです!

 

小さな会社 ネット集客の鉄則  90日で結果を出し、5年先も使える!

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【1万円でサクッと起業するための3つのルール】

1万円でサクッと起業するための3つのルール

 

1.共通部分を探す

 

まず、土台となるビジネスモデルについて書きます。

次の3つがハッキリしていたらOKです。

 

1.売るもの 2.買う人 3.支払いを受ける手段

 

まずはこれだけです。シンプルです。

 

これに加えて、共通部分を探すことが超重要です。

 

何と何の共通部分かというと、

 

自分の興味と他人の興味」です。

 

「自分の好きなことや得意なことと世間のニーズ」とも言えます。

 

いくら情熱をもっていても、世間に受け入れられなければビジネスとして成り立ちません。

 

これは一度、身をもって感じました。

 

私は音楽をビジネスにしようとして2年を投資しましたが、共通部分を探すことの必要性が分かっていませんでした。

 

良い経験にはなりましたが、100万円近くの負債を背負って終わったのでアホです。

 

最近、また懲りずに音楽でビジネスをいくつか考えていますが。(笑)

今度は共通部分を考えています。

 

「自分の興味と他人の興味」が重なる部分を探す。

 

その他人の興味は、喜んでお金を払うほど強いものでなければいけません。

 

2.増やすか、減らすかで考える

 

じゃあ他人の興味ってどうやって見つければいいのでしょうか。

 

他人の興味は「ニーズ」と言い換えることもできます。

 

これは、増やすか減らすかの2パターンだけです。

 

人はあるものはより増やしたいと願い、あるものはより少なく減らしたいと願っている

 

増やしたいもの=愛、お金、自由や時間、人から認められることなど

減らしたいもの=ストレスや長時間の通勤、うまくいかない人間関係など

 

です。

 

望ましいものをより増やしたい

望ましくないものを取り除きたい

 

人間の普遍的な心理です。

この2つを考えると、他人の興味つまり「ニーズ」を見つけることができます。

 

増やすか減らすか、あるいは両方か、

 

このことを考えるだけで人が本当に「役立つ」と感じる価値を提供できます。

 

3.スキルを転用する

 

ビジネスの成功を式にすると、

 

情熱やスキル+有用性=成功

 

となります。

 

マイクロビジネス、つまり1万円で起業するような小さなビジネスでは

特定分野の第一人者になる必要はありません。

 

自分の得意なことは1つではない」と考えることが重要です。

 

就職活動でも、「あなたの強みはなんですか?」と散々聞かれました。

 

多くの人が気付いている通り、強みは1つだけではありません。

 

どこかで経験したことで身についたスキルが、一見全く違うところで発揮されることもあります。

 

再現性のあるスキルは思っているよりも多くあるものです。

 

これをとことん利用します。

 

まとめ

 

著者の1番のメッセージを書きます。

 

他人の人生を生きて時間を無駄にするな

 

人生一度きりですもんね。

 

これをビジネスとして実現するには1で書いた通り、「共通部分を探す」ことが超重要です。

 

まずはやってみる→軌道修正でOKだと思うのでバンバン行動していこうと思います。

 

8月に2つ、ビジネスを平行して立ち上げたいと思っています。

 

本の後半ではマーケティング手法や、ビジネスを拡大させる際のコツも分かりやすく書かれています。

 

実際にビジネスを考える際に役立つテンプレート、ビジネスの実例も豊富なので、

 

「ちょっと起業でもしちゃおっかなー。」という方におすすめです!

 

1万円起業

1万円起業

 

 

【人生で成功する唯一の秘訣】

人生で成功する唯一の秘訣

 

1.成功できない要素

 

誰でも人生で成功したい=夢を叶えたい、と思っています。

本書が教えてくれた、唯一の成功できる方法をご紹介したいと思います。

 

その前にまず、反対の「成功できない要素」について説明します。

 

成功できない要素、それは

 

人の言うことを聞かない」ことです。

 

変わりたいと思っていても変われない、

それはつまり自分の考えに固執していることと同じです。

 

様々なビジネス書の中でも、

人や環境のせいにするな」というアドバイスが散々書かれています。

 

謙虚に、素直に、「学ぶ=真似る」姿勢を大切にし続けることが重要です。

 

2.人生で成功する唯一の秘訣

 

それでは、人生で成功する唯一の秘訣を書きます。

 

それは、

 

人を喜ばせることです。

 

「どれだけ人を喜ばせるか、そのことにどれだけ喜びを見出せるか

が成功する唯一の方法です。

 

人に喜ばれると誰でも嬉しいです。

その気持ちを素直に大きくしていくことが大切です。

 

なぜなら

人は、自分の自尊心を満たしてくれる人に集まるからです。

 

ビジネスの世界においても全く同じです。

「サービス」の本質は「人の欲を満たす」ということだと考えています。

 

欲を満たしてくれるサービスに、人は集まります。

真夏の海で冷えたビールが売れるのと同じです。

 

例えば自分の欲が先行してしまうと、成功はできません。

 

「真冬の海でビール売りたいねん」という熱い夢があって必死に努力しても、たぶん普通にやるだけでは売れません。(笑)

 

人・世間がそれを求めていないからです。ニーズが無いからです。

 

ニーズという言葉も、まさに欲のことです。

「〇〇したい、〇〇できたら良いのに」という人の欲です。

 

人の欲に敏感になり、満たしてあげること。

人を喜ばせ続けること。それを自分も嬉しいことだと素直に喜ぶこと。

 

ビジネスの世界なら、

国・世界といった広い視点+過去、現在、未来という時間軸から人の「欲」と社会の変化のパターンを見抜き、

人が喜んで受け入れる最適なタイミングでサービスを提供し続けることが重要です。

 

優れた経営者やビジネスパーソンは絶対に人の欲に敏感です。

 

人の欲を満たすこと=自分の欲を満たすことになる。

 

まずは人を喜ばせること。

 

これを知っていることが成功する唯一の方法です。

 

3.知っているだけでは変わらない

 

成功する秘訣を書きましたが、これを知っているだけでは変わりません。

 

人間が変われるのは、立って何かをしたとき

 

今こんなに意識の高い文章を書いているので何か自分が変われた気がしますが、

実際はドトールで座ってキーボードを叩いているだけです。(笑)

 

本当に変われるのは行動したとき。

 

意識を行動に移して体感し、経験しなければ変われません。

 

まとめ

 

本の中の言葉を使うと、普段から自分自身にベクトルが向きすぎているなあと感じます。

厳しく表現すると自己中心的という意味です。

 

人を一番に考えること、喜ばせることを実行しながら日々過ごしたいと思います。

 

この本は大好きな本で、実は5年以上前に一度だけ読んだことがあるんです。

 

久しぶりに読むとやっぱり感想も変わっていて、

何かしみじみとしてしちゃいました。

 

関西弁でユーモアたっぷりでおもしろい本です!

 

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 

【「早起き」はあなたの人生を変えてくれるのか?】

「早起き」はあなたの人生を変えてくれるのか?

 

なぜ早起きできないのか

 

早起きは良いことです。人生を変えます。なのに大半の人が行動に移していません。

そもそも、なぜ早起きできないのかまず考えてみます。

 

就寝が遅いから、眠いから、寝るのが好きだから、特に予定が無いから、起きるのが面倒くさいから・・

 

一番の理由は、「なんとなく」だと思います。

 

早起き=良いことだと分かっていても、「なんとなく」寝てしまうのです。

 

極論を言うと、人生を「なんとなく」生きているからです。

やりたいことが明確で、毎日ワクワクしていないからです。

 

早起きのメリットも、大半の人が「なんとなく」知っている程度です。

 

早起きするコツ、メリットを自分の中でハッキリできれば、間違いなく早起きできると思います。

 

以下では、この2点についてまとめていきたいと思います。

 

早起きのコツ

 

一番は、「人生を楽しむこと

 

だと思っています。

 

×寝ることを楽しむ=「おれは寝るのが趣味やねん」みたいな発想はNGです。睡眠は趣味ではありません。残念。

 

〇ワクワクする、熱中できる何かを常に見つけて取り組むことです。

 

「起きるん嫌やなー。」という人は、起きてから始まる一日を嫌がっているといることです。

自分の生活に対して受け身で、否定的です。

 

仕事に行かないといけない、何かをしないといけない、疲れも取れない、あーーーー。というネガティブな感情に支配されています。

 

明確な目標もなく、「なんとなく」毎日を過ごしている証拠です。

 

ワクワクする気持ちを思い出すには、子供の頃の遠足の日の朝を思い出してください。

 

そして超タイプの異性とデートできる日の朝を想像してみてください。(笑)

 

決して「起きるん嫌やなー」とは思わないはずです。

 

普段から、「今日が楽しみすぎてヤバい」ぐらいのポジティブな姿勢が大切です。

 

そのためにはワクワクする、熱中できる何かを常に見つけて取り組むことが一番です。

 

私は高校時代にロードレースにのめり込んで毎朝5、6時に起きてトレーニングしていました。でも全然苦ではありませんでした。超楽しかったです。

 

このように、今日一日を楽しもう、人生を楽しもうとすることが早起きという行動に繋がります。

 

あとコツとしては、ずばり1日だけ無理矢理早く起きることです。

 

「1日だけ」と思ったら気も楽です。

1日だけ無理して早起きすると、その日の夜は当然いつもより早く眠くなります。そしたら寝てください。

 

すると、次の日は自然と早く起きられます。その次の日はもっとスッキリ起きられると思います。こうして自分を騙します。つまり1日だけというのは嘘です。(笑)

 

ただ1週間も続けるとリズムとして体が覚えてくれます。

 

もし事情があって寝るのが遅くなってしまったら、次の日は同じように「1日だけ」と思って無理矢理早く起きます。

 

つまり順番としては早寝早起きではなく、早起き早寝です。

 

単純ですが、このサイクルを意識して行動するだけで、早起きの習慣を身に付けることができます。

 

あとは寝る直前に画面を見ない、食べ過ぎない、興奮しない(?)などよく知られていることを実行するだけです。

 

あり得ないほど興味が無い本を読むのもアリかもしれないですね。すぐ寝られます。(笑)

 

寝る前に食べると睡眠が浅くなることは初めて知ったのでメモしておきます。

 

このように早起きするコツは簡単ですが、強い必要性・動機付けがないとサボってしまってなかなか習慣にできないのも事実です。

 

次はこのことについて考えていきます。

 

早起きのメリット

 

早起きは成功の秘訣だとよく言われています。

 

でも正確には、早起きして「何か」をしていたから成功したのであって、早起きは手段にすぎないのです。

 

多くのビジネス書で書かれている、朝の習慣で良いとされていることは、

 

・朝日を浴びてストレッチをすること

・ヨガや瞑想をすること

・読書をすること

 

などなど色々ありますが、何を習慣にするかはもちろん人によります。

 

チャリのトレーニングなのか、夢のための資格の勉強か、それともお笑いのネタ作りか。

 

朝起きることのメリットはそれらの時間が確保されることです。

 

つまり早起きのメリットは、時間を生むことです。

 

じゃあ時間を生んで何に使うのか。

それはワクワクするような夢や目標のために使うのです。

 

「夜やっても一緒やん、おれ夜型やねん」という人もいるかもしれませんが、絶対に朝方の方が得です。

 

例えば夜勉強すると、「〇時まで勉強しよう」と決めてやります。

朝勉強すると、後の予定もあるので「〇時までに勉強しなければならない」という強い必要性が生まれます。

 

つまり制限時間が生まれるわけです。

そうなると自然と集中します。もはやタイムアタックゲームです。

 

それに加えて朝の方が脳は活性化しているので、効率も高まります。

 

制限時間内に集中しまくってイケイケの脳をフル回転できる。

しかも「皆まだ寝てるのに、おれは勉強してるんだぜ」と、自分にちょっと酔うこともできます(笑)

 

早起きの最大のメリットは、「時間を生む」ことです。

 

まとめ

 

早起きが人生を変えるというより、

人生を変えたい人が手段として早く起きて行動している

ということですね。

 

ワクワクする夢や目標を決め、

そのために毎朝これをやるぞ!と決めることが大切です。

 

こんな偉そうに書いてますが、最近は全然早起きできていません。(笑)

残業のせいや疲労のせいにしている自分が恥ずかしいです。

 

自分に喝を入れるためにも、本書を読んで今回のような記事を書かせてもらいました。

 

理想は朝起きて1簡単ヨガ→2読書→3メモ→4原稿→出勤

です。休みの日も同じ。

 

明日は6時に起きてみます。

 

読んだら必ず早起きしたくなるので、おすすめの本です!

 

人生の勝負は、朝で決まる。: 「結果を出す人」が続けている52の朝の習慣

人生の勝負は、朝で決まる。: 「結果を出す人」が続けている52の朝の習慣

 

 

【「受け身」でなく、「攻め」の読書に変える3つの方法】

「受け身」でなく、「攻め」の読書に変える3つの方法

 

1.読む目的をハッキリさせる

 

本を選ぶ際にも重要なのがこれです。

当たり前のことですが、目的意識をもって読みましょうということです。

 

手っ取り早いのは、グッとくる本を見つけることです。

グッとくる=「なんかめっちゃおもしろそう」の意味です。

 

一目惚れするときも、ピラピラーっとめくってたらグッとくるときもあります。

 

そんな本に出会えた場合は速攻お持ち帰りして読んじゃいましょう。

 

グッときた=本のテーマや内容に対して強い好奇心・問題意識がある、ということなので、読む目的がハッキリしているはずです。学べることも多いでしょう。

 

しかし、グッとこない本にあえて手を出すという場合があります。

むしろこっちの方が多いかもしれません。

 

でも本を買ったということは、何かその理由があるはず。

「本から得たい何か」があったから、その本を買ったはずです。

 

重要なのは買ったときだけではなく、読む直前、読みながらも常に「なぜその本を読むのか」ハッキリさせておくことです。

 

何となく読んでいると、何となく読み終わって、何となく覚えている程度で終わってしまいます。

 

1週間後に「どんな本?」と友達に聞かれても上手く説明できないでしょう。

 

1か月後にはおばあちゃんにすら説明できないかもしれません。

 

本から何を得たいのか、学びたいのか

 

「読む目的をハッキリさせる」ことが重要です。

 

2.読んだらすぐメモを取る

 

すぐ」というのが肝心です。

読み終わったら速攻ノートに書き殴ります。

 

私のルールはA4サイズの電子ノートを横向きに置き、1つのタイトルに対して3~4項目、1ページ1分以内です。思いついたままに書きます。

(ゼロ秒思考という本に詳しく書かれています。)

 

目的、感想、行動、理想に加えてアイデアも書き殴ります。

本を読んだ後の脳は活性化して最強モードになっているので、

溢れ出てくるものを言語化して絞り取ります。

 

神のお言葉を記す」ぐらいのスケール感と使命感を持ってやるぐらいがちょうどいいかもしれません(笑)

 

本書でおすすめされていたのは、読みながら決してノートをとらず、一気に集中して読む方法です。

読みながらはマーカーをひく、ドッグイヤー(ページの端を折る)だけらしいです。

 

個人的には、ひらめいたアイデアぐらいは別の紙にササっとメモしてもいいと思います。忘れてしまうともったいないので。

 

自分は読んだ後のアウトプットが遅いので反省です。

やっぱり脳が本とシンクロしているうちに「読んだらすぐメモを取る」ことが重要ですね。

 

3.読んだらすぐ行動する

 

これに尽きます。本当にこれに尽きます。

 

100冊読んで「へえ」で終わる人と、

1冊だけ読んで行動し、成功を掴む人。

 

これは極端だとは思いますが、行動しなければ始まらないということです。

 

例えば「経営者の本を読んだらすぐに起業しろ」という訳ではなく、

その本を読んだ上で

自分はどうなりたいか、そのために何をするか」をハッキリさせて行動に移すことが重要です。

 

自己啓発や思考法の本も同じです。

読んで学んだことを日常生活に取り入れる=行動することは簡単にできます。

 

情報の取捨選択はもちろん大切ですが、読んで満足して行動しなければ意味はありません。

 

もっと言うと、本を読んで「おれも頑張ろう」と意識が高くなっただけでは、本当に学んだとは言えません。

何をどう頑張るのか具体的に決め、高い意識を行動に移していくことが最も重要です。

 

これまで成功本を何冊も読んできましたが、どれも大体同じことが書かれています。そして大体正しいことが書かれています。

それでも成功本が売れ続ける理由は、多くの人が読んでもすぐ行動しないからです。

 

本には人類の学びが詰まっています。

 

そこから何を学び、行動するか。

 

他人の知恵から学び、自分の行動に活かすこと

 

これが、読書の本質だと思っています。

 

「読んだらすぐ行動する」ことは一番重要です。

 

まとめ

 

自分の読書法を見直そうと思って読みましたが、効果抜群でした。

何より本をたくさん読んで満足してしまっている自分に、「ちゃんと行動しろよ」と強烈なパンチを食らわしてくれた1冊でした。

 

上記以外にも、具体的で為になる読書法が満載だったので胸を張っておススメしたい1冊です。

 

少しペースアップしますが9月までに100冊読みたいので、

読んで行動し、ガンガン攻める読書スタイルを貫きたいと思います。

 

ちなみに、今回から記事の書き方を変えてみました。

この本で推奨されていた書き方なので、早速行動してみました。(笑)

 

分かりやすく、脳みそ使ってアウトプット中心で書きます。

 

とてもおススメの本ですが、個人的にはレバレッジ・リーディングを読んだ後にこの本を読めば「ヤバい読書家」になれると思います。

 

お試しあれ!

 

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

 

 

 

 

【トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして/大野耐一】を読んでみた

大学で薦められた本だったので読んでみました。

 

ひとこと要約

 

トヨタ生産方式の本質について書かれた本です

 

要点整理

 

トヨタ生産方式とは

目的=多種少量生産でどうすれば原価が安くなる方法を開発できるか

→基本思想「徹底したムダの排除

 

1ジャスト・イン・タイム(必要なものが、必要なときに、必要なだけ)

・チームプレー、在庫減少

・後工程が前工程に、必要なものを必要なとき、必要なだけ引き取りに行く

・かんばん(意思を明確に体現化)で各工程間を回すことで生産量をコントロール

 

自働化(機械に良し悪しの判断をさせる=自動停止装置付の機械)

・技を高める、不良品生産の防止

・機械に人間の知恵をつける

・多工程持ち

 

■ニーズ志向

必要は発明の母

・ニーズのないところで行われる改善は思いつきに終わったり、投資の効果が得られないことが多い

・現場に対していかにニーズを感じさせるかが鍵

 

「なぜ」を五回繰り返す

・1つの事象に対して五回

・物事の因果関係や、その裏の本当の原因を突き止めることができる

・事実を一番に重視

 

■ムダの排除

・能率向上は、原価低減に結びついてはじめて意味がある

→必要なものをいかに少ない人数でつくり出すか

・現状の能力=仕事+ムダ(作業=働き+ムダ)

・つくりすぎ、手持ち、運搬、加工そのもの、在庫、動作、不良のムダ

 

■標準作業表(現場の人間がしっかり納得しなければならない)の3要素

・サイクル・タイム(一個または一台を何分何秒で作らなければならないか)

・作業順序

・標準手持ち

 

■マインド

・農業マインド

工業マインド(現実的、機械に知恵を付ける)

・コンピュータ・マインド(多すぎる情報は混乱を招く)

 

■認識

・動きを働きに→仕事ができあがることを認識

・工数低減とは、正味作業の比率を高めること

・100%正味作業を理想として、近づけることに注力

 

■フォード型とトヨタ

・ロットを大きく、プレスの型を変えず、たくさん打ち続ける(フォード)

・ロットは小さく、プレスの型の段取り換えをスムーズに(トヨタ

 

感想

 

トヨタ生産方式に対してまず評価したいのは、多種少量生産を目指したという先見性です。

 

現代において、ローカライズ・少量多品種のマス・カスタマイゼーションの必要性が叫ばれていますが、トヨタ生産方式はこの時代の流れをいち早く適切に捉えたと言えると思います。

 

単に生産方式として取り入れたのではなく、現場の人間一人一人に企業文化として浸透させる取り組みに強みがありますね。ニーズ志向や、「なぜ」を繰り返し事象の本質を捉えながら改善し、かつ当事者意識を持たせる企業文化の土台こそがトヨタの積み上げてきた強みだと思います。

 

「なぜ」を5回繰り返すことは本当に思考が深まるのでもっと習慣にしていきたいと思います。

 

先月にもインダストリー4.0の本を読みましたが、生産管理という視点から日本の国際競争力・未来の産業について考えるのもおもしろいなあと思いました。

多すぎる情報は混乱を招くと書かれていますが、これからは膨大な情報をどうコントロールできるかが国としての課題ですね。

 

まとめ

 

トヨタ生産方式の本質が見える本です!

 

トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして

トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして