【レバレッジ・リーディング/本田直之】を読んでみた
今回は、レバレッジ・リーディングという本についてです。
読書法についての本なので、保存版として要点整理を主に書いていきたいと思います。
ひとこと要約
「ビジネスで成功したければ、本を読みまくれ」という本です。
この主張の理由と、実践方法について書かれています。
要点整理
■読書が必要な理由
・読書=投資(将来何倍ものリターンが見込める)
・他人の知恵や経験、教訓が学べる(最も効率が良い)
・情報が整理されている(最も深く知ることができる)
「忙しくて読むヒマがない」のではなく、「本を読まないから時間がない」
本からの引用です。今年響いた言葉ベスト3に入りました(笑)
■多読を勧める理由
・累積効果(1冊1冊から抽出したエッセンスを自分のものに)
・常識の更新(世界は常に変化→常に学ぶ必要性)
・成功確率が上がる(良い考え方、価値観に多く出会う)
■本の選び方
・テーマ、トレンド、直観に沿って選ぶ(何を目的にするかが大事)
・分かりやすい、やさしい、すぐ役立つ本(良い本は分かりやすい。難解な本でも主張はシンプル)
・ネットとリアルを使い分ける(レビューやポップなども参考に)
■本の読み方
・目的(何を学ぶか。カラーバス効果=目的に応じた情報を拾うことを意識)
・時間(制限時間を決める。1~2時間)
・全体把握(目次やまとめから推測。80対20の法則=本のエッセンスは全体の2割を意識)
■本を読む環境
・習慣化(電車や風呂など。朝がベスト)
感想
もう完全に自分の読書法のバイブルになりました。(笑)
まさに将来の仕事に活かしたい思い本を読んでいるので、自分の主張の強い裏付けとなってくれました。
本を読むこと=良いことだというのは世界の共通認識だと思います。なのに実際に実行している人の割合は少ない。
本を読みまくっている人はビジネスで成功し、世の中を変える力を持っています。自分もそんな人間になりたい。だったら本を読むべき、ということを改めて思いました。
自己流や独学って響きはカッコいいけど効率悪いですもんね。本を読むことの最大の利点はやはり効率良く学べることだと思います。「学ぶ」という言葉の語源は「真似る」ことだと大学入試の国語の問題文に書いてあったことを思い出しました。
具体的に、この本を読んで自分の読書法を変えようと思ったことは次の3点です。
1.時間制限
もちろんじっくり読み返したい本はあります。バイブル認定した良い本(7つの習慣など)や知識体得のための本とか。ただ娯楽ではなくビジネスでの成功に繋げるための読書なので、多くの本からエッセンスを抽出して自分の血肉とする必要があります。
そのためには1冊に5~6時間もかけるのは非効率だと言えますね。人生で読める本の数なんて限られていると考えていましたが、考え方次第である程度は増やせるもんだと思いました。設けた制限時間の中で読むことを実践したいと思います。
2.絶対的な量
1日1冊を目標にしていた時期もありましたが読み方が悪かった。2週間程で簡単に挫折してしまいました(笑)今は週に1冊のペースです。読みたい本は山ほどあるのに時間がない。そう考えていたので、1の制限時間作戦は目から鱗でした。1日1冊以上を常に習慣にできるハイパー読書マンを目指そうと思います。
3.読んだら実践する
読みながら電子ノートに書き殴ったメモを元に文章を作成していきたいと思っています。あー、こんな考え方もあるんだな。で終わらせずに読んだら実践してみる、発信してみる、脳に染み込ませるという意識で本を読んでいこうと思います。
まとめ
読書法については様々な本が出ていますが、中でも是非おすすめしたい本です!
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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