【未来に先回りする思考法/佐藤航陽】を読んでみた
この本もお気に入りです。
ひとこと要約
未来予測と意思決定のための思考法について書かれた本です
要点整理
■未来に先回りする思考法とは
・未来を見誤る理由
×現在という点から予測する思考法
◎長い時間軸から社会が進化するパターン(テクノロジー)を捉え、その流れを線としてつなげて意思決定する
→未来に先回りする思考法
1.テクノロジーの本質、進化パターン
・人間の拡張(インターネット、コンピューター=知性)
・人間の教育(発明→社会構造に組み込まれる→人間の精神や行動を縛るように)
・掌から宇宙へ(物理的に遠くへ浸透)
2.新しいテクノロジーはどう社会のシステムを塗り替えていくか
・社会の3類型(血縁型・ハブ型・分散型)
・境界線を溶かす(国家と企業・社内と社外・自分と他人)
・情報が価値をもつ
3.テクノロジーの進化はどんな問題をもたらすのか
・サイバーセキュリティー
・監視
・ロボットと戦争
4未来を予測した上で、個人はどう意志決定すべきなのか
・効率化<そもそも本当に進むべき道なのか
・常に原理から考える(どんな「必要性」から生まれたのか)→テクノロジーの現在地を知る
・タイミングを見極める
将来的に新しい情報が得られるであろうことを考慮に入れた上で、
「一定の論理的な矛盾や不確実性をあえて許容しながら意思決定を行う」
感想
初めて読んだときの衝撃が凄まじかった。
イーロン・マスク氏の本で衝撃を受けた後だったので、情報がリンクして更に脳内に電流が走りまくったのを覚えています。
自分がIT・通信業界で働くことを決める後押しにもなった本です。
あえて多くは書きませんが、また読み返すことになる本だと思います。
まとめ
とにかく1度は読んでみることをおすすめします!