【世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? /戸塚隆将】を読んでみた
タイトルが気になったので買いました。
ひとこと要約
「ビジネスで成功する人には共通する4つの原則がある」という本です。
要点まとめ
次の4つの基本から、合計48の具体的な方法が書かれています。その中でも自分に響いたものを3つずつピックアップしていこうと思います。
■人との「つながり」を大切にする
1利害関係を越えた「つながり」を信じる(ジョブズのconnecting the dot´s)
4相手への興味を真摯に持ち、質問する(本気で関心←好意を感じる)
7どんなに多忙でも、週1回仕事と関係ない人に会う(時間確保。視野と人脈を広げる)
■「自分磨き」を一生継続する
10正解のない問題を考えるクセをつくる
11読んだら3倍考える、マッキンゼー流読書術
16「ポイントは3つ」で思考の瞬発力を鍛える(論理力、時間管理力、コミュニケーション力)
■日々の「成果出し」に強くこだわる
30メールの返信スピード=あなたの評価
32報連相は仮説を入れて、念押し型でやる(仮説→結論)
37資料は「紙芝居」(前振り→起承転結)と3W(who,what,why)を意識する
■「世界的な視野」を常に意識する
44英語はペラペラよりも論理コミュニケーション力
46今よりひとつ上のポジションを意識して仕事する
48「自分ノート」を肌身離さず目標管理する
感想
11の内容です。
「いきなり本全体の主要メッセージに飛ばないこと。章ごとに要旨をまとめ、メッセージを集約するプロセスが訓練には良い。」と書かれていました。
読書は、上記の読み方をした上で自分にとっての意味合いを引き出すことが思考力を鍛えるという主張です。これは私の読書法に反しているのでひっかかりました。ただ、このような読み方もおもしろそうなので取り入れていきたいと思います。
今の読み方は電子ノートに本の要約を書き、章ごとの要点を書き殴りながら線で繋げて再び要約に結び付ける方式でした。これを後から要約を浮かび上がらせる作業に変えるだけですね。
自分の思考力、アイデアを引き出すことに重点を置いた読み方であることは間違いないと思うので、本によって使い分けようと思います。
まとめ
どこまで実戦するかどうかですが、48つもアドバイスがあるので自分の目標の近道となってくれるような考え方・行動指針にもしかしたら出会える本だと思います。具体的な事例が多いので、ビジネスマンの方におすすめです!