【ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -/佐々木典士】を読んでみた
今年出会った数少ないお気に入りの本です。
ひとこと要約
「大事なもののために、モノを減らす」という本です
要点整理
■ミニマリストの定義
・本当に必要なモノがわかっている人
・大事なもののために減らす人
・大事なもののために時間とエネルギーを集中する人
■人々がモノを求める理由
・慣れ→飽きのサイクル(神経ネットワークは刺激の量ではなく、刺激が変わるという「差」を求める)
・現在を元に未来を予測してしまう(射程距離は短い)
・「自分の価値を伝える」目的(孤独アプリが発動)
■捨てる方法
・必要なモノと欲しいモノを分けて考える
・データ化する
・お店は倉庫、買ったモノは「借りている」と考える
■モノを捨てるメリット
・消費される時間が減る
・人と比べなくなる
・集中力が高まる
感想
1年程前に「おれ、ミニマリストなるねん」と友人が嬉しそうに語っていたときは正直「アホか」と思いましたが、この本を読んで衝撃を受けたのを覚えています。
既に少しずつ実践していて、今年3月に引っ越しがあったのですがスーツケース1つで遂行できました。(笑)
あとは電子ノートを買ってペーパレス化したり、現金ではなく電子マネーにしたこともこの本の影響が大きいです。
新しいモノ好きなのでつい色々買ってしまいますが(笑)
人間の脳はパソコンと同じで容量に限界がある
モノを減らすことでサクサク動くようになる
この例えが気に入ってます。
ここでいうモノが意味しているかわかりませんが、日々のタスクや、課題などの考え事も、脳の動きを遅くする要因だと思います。
大切なアイデアも生まれにくくなり、呼び起こすのにも苦労してしまう。モッサリした状態で無理にフル稼働すると、フリーズしてしまうことも考えられます。
なので外部メモリで管理して、脳の負担を減らすことも重要だと考えています。私にとっては電子ノート、Keepというメモアプリ、Evernote、googleカレンダー、そしてこのブログです。
モノを減らすことは重要ですが、便利で必要だと感じるモノやサービスは積極的に利用していきたいと思っています。
本の中で紹介されていた名言をメモしておきます。
物質の豊かさではなく、時間の豊かさが幸せに直結する
ティム・キャサー
→モノは比べられる、経験は比べられない
われわれは、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦している
→幸せになるのではなく、感じることが大切
人の価値はその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる
まとめ
モノを整理し、減らすことが大事だということには多くの人が同じ意見だと思います。
この本は行動スイッチを押してくれる本です!
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (16件) を見る