【俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方/坂本孝】を読んでみた
ブックオフ創業者でもある坂本孝さんの本です。ビジネス書のコーナーにありましたが、飲食関連の本を読んだことがないので読んでみました。
ひとこと要約
「ビジネスで勝つためには競争優位性が必要」という本です。
要点整理
・アイデアは数字で表現(常識とのギャップが高ければ成功確率が高い)
・飲食店では料理人に裁量権を持たせることが重要
・利他の心
感想
飲食店に対するイメージが180度変わった本でした。「薄利多売」のイメージしか無かった固定観念が払拭されました。
この本で言う競争優位性は、立ち飲みの回転率と圧倒的な質と価格ですね。
ユーザー目線で「いいもの」をシンプルに追求し、仮説と検証を繰り返しながらビジネスとして軌道に乗せる。
常識を覆すアイデアもすごいですが、実現してしまうのが本当にすごいと思います。
「この方がいい」と思っていても結局は仮説のみで終わってしまうことが大半なので、数字や図に起こしてから現実世界で検証し続けることが大切ですね。
経営思想に稲盛フィロソフィーを取り入れられていますが、そういえば稲盛さんの本はちゃんと読んだことがないので、読んでみたいと思います。
何より飲食でビジネスをすることが、おもしろそうだと純粋に思いました。
視野が広がった気がするので、これからも未開拓のジャンルの本に手を出していきたいと思います。
今度東京に行ったときに店舗を覗いてみようかなと思いました。
まとめ
飲食、経営に興味がある方は必見です!
俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方
- 作者: 坂本孝
- 出版社/メーカー: 商業界
- 発売日: 2013/04/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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