【結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる/藤由達藏】を読んでみた
仕事の先輩が買おうとしていたので、先にダッシュで買って読んでみました(笑)
ひとこと要約
一瞬で行動するためには「気分」と「視差」を変えろという本です。
要点整理
行動=雪だるま作り(慣性の法則)という認識を持つ
■思考の癖、パターンを認識する
・気分とモチベーションをコントロールする
・視差(立場と考え方)を変える
・内向きの言葉を書き出す(掻き出す)
■時間管理
・不用なモノを捨てる
・期限、制限時間を設ける
・朝の数分で24時間にレバレッジ
■周りを巻き込む
・コントロール<相手の行動力を高める
・他人を本気で応援→周りの力を借りられる
■人生の価値観を明確に持つ
・何の制約もなければ、本当はどこで何をしていたいのか
・何を大事にしたいのか
・心躍る未来像
感想
ビジネス書を多く読んでいる著者ということだけあって、所謂「成功本」に共通する重要な要素が上手くまとめられているなあと感じました。
(過去の記事からは、思考法は「0秒思考」、時間管理は「レバレッジ時間術」がおススメです)
この本で一番重要だと感じたのは「人生の価値観を明確に持つ」ことです。
結局すぐ行動できたとしても、自分の人生の目標が無ければ走る方向はブレブレです。
「未来に先回りする思考法」でも
無駄な努力は無くても、報われない努力はある
と書かれていましたが、努力を「行動」に置き換えても同じことが言えます。
宇宙飛行士になりたいのにチャリを漕ぎまくることは、どう考えても正解ではないですね。
一番手っ取り早いのは現在の立ち位置を見直す(チャリを降りる)ことですが、その際にコンパスになるのはやはり「人生の価値観」だと思っています。
そしてタイトルの「すべてを手に入れる」の「すべて」は人生の目標を指していると解釈しています。
なので、行動を積み重ねる前提として「人生の価値観を明確に持つ」ことが最も重要だなあと思いました。
まとめ
行動力にフォーカスした本で読みやすく、エンジンをかけてくれる本です!
【脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!/ベネディクト・キャリー,花塚恵】を読んでみた
自分の勉強法を見直そうと思い、読んでみました。
ひとこと要約
【0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる/スティーヴン・レヴィット,ダブナー,櫻井祐子】を読んでみた
似たようなタイトルの本を昨日読みましたが(笑)、こちらも読んでみました。
- 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【不格好経営―チームDeNAの挑戦/南場智子】を読んでみた
雑誌で紹介されていたので読んでみました。
【ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング/赤羽雄二】を読んでみた
タイトルを見て、どういうこと?と気になったので読んでみました。
ひとこと要約
「紙に書き殴ることで、思考力が強化される」という本です。
【未来に先回りする思考法/佐藤航陽】を読んでみた
この本もお気に入りです。
ひとこと要約
未来予測と意思決定のための思考法について書かれた本です
要点整理
■未来に先回りする思考法とは
・未来を見誤る理由
×現在という点から予測する思考法
◎長い時間軸から社会が進化するパターン(テクノロジー)を捉え、その流れを線としてつなげて意思決定する
→未来に先回りする思考法
1.テクノロジーの本質、進化パターン
・人間の拡張(インターネット、コンピューター=知性)
・人間の教育(発明→社会構造に組み込まれる→人間の精神や行動を縛るように)
・掌から宇宙へ(物理的に遠くへ浸透)
2.新しいテクノロジーはどう社会のシステムを塗り替えていくか
・社会の3類型(血縁型・ハブ型・分散型)
・境界線を溶かす(国家と企業・社内と社外・自分と他人)
・情報が価値をもつ
3.テクノロジーの進化はどんな問題をもたらすのか
・サイバーセキュリティー
・監視
・ロボットと戦争
4未来を予測した上で、個人はどう意志決定すべきなのか
・効率化<そもそも本当に進むべき道なのか
・常に原理から考える(どんな「必要性」から生まれたのか)→テクノロジーの現在地を知る
・タイミングを見極める
将来的に新しい情報が得られるであろうことを考慮に入れた上で、
「一定の論理的な矛盾や不確実性をあえて許容しながら意思決定を行う」
感想
初めて読んだときの衝撃が凄まじかった。
イーロン・マスク氏の本で衝撃を受けた後だったので、情報がリンクして更に脳内に電流が走りまくったのを覚えています。
自分がIT・通信業界で働くことを決める後押しにもなった本です。
あえて多くは書きませんが、また読み返すことになる本だと思います。
まとめ
とにかく1度は読んでみることをおすすめします!
【ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -/佐々木典士】を読んでみた
今年出会った数少ないお気に入りの本です。
ひとこと要約
「大事なもののために、モノを減らす」という本です
要点整理
■ミニマリストの定義
・本当に必要なモノがわかっている人
・大事なもののために減らす人
・大事なもののために時間とエネルギーを集中する人
■人々がモノを求める理由
・慣れ→飽きのサイクル(神経ネットワークは刺激の量ではなく、刺激が変わるという「差」を求める)
・現在を元に未来を予測してしまう(射程距離は短い)
・「自分の価値を伝える」目的(孤独アプリが発動)
■捨てる方法
・必要なモノと欲しいモノを分けて考える
・データ化する
・お店は倉庫、買ったモノは「借りている」と考える
■モノを捨てるメリット
・消費される時間が減る
・人と比べなくなる
・集中力が高まる
感想
1年程前に「おれ、ミニマリストなるねん」と友人が嬉しそうに語っていたときは正直「アホか」と思いましたが、この本を読んで衝撃を受けたのを覚えています。
既に少しずつ実践していて、今年3月に引っ越しがあったのですがスーツケース1つで遂行できました。(笑)
あとは電子ノートを買ってペーパレス化したり、現金ではなく電子マネーにしたこともこの本の影響が大きいです。
新しいモノ好きなのでつい色々買ってしまいますが(笑)
人間の脳はパソコンと同じで容量に限界がある
モノを減らすことでサクサク動くようになる
この例えが気に入ってます。
ここでいうモノが意味しているかわかりませんが、日々のタスクや、課題などの考え事も、脳の動きを遅くする要因だと思います。
大切なアイデアも生まれにくくなり、呼び起こすのにも苦労してしまう。モッサリした状態で無理にフル稼働すると、フリーズしてしまうことも考えられます。
なので外部メモリで管理して、脳の負担を減らすことも重要だと考えています。私にとっては電子ノート、Keepというメモアプリ、Evernote、googleカレンダー、そしてこのブログです。
モノを減らすことは重要ですが、便利で必要だと感じるモノやサービスは積極的に利用していきたいと思っています。
本の中で紹介されていた名言をメモしておきます。
物質の豊かさではなく、時間の豊かさが幸せに直結する
ティム・キャサー
→モノは比べられる、経験は比べられない
われわれは、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦している
→幸せになるのではなく、感じることが大切
人の価値はその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる
まとめ
モノを整理し、減らすことが大事だということには多くの人が同じ意見だと思います。
この本は行動スイッチを押してくれる本です!
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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