【プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法/石井琢磨】を読んでみた
実家のクローゼットを整理しているとビジネス心理関連の本が何冊か出てきたので、再読してみました。
ひとこと要約
「心理戦を制するには好かれ→納得させ→友好的に締めくくれ」という本
要点まとめ
1.感情に対処する(好かれる→連帯関係を結ぶ)
・抽象化で合意→具体化
2.論理的に説得する(納得させる)
・アンカリング、リフレーミング、サンクコスト
3.感情に対処する(友好的な感情で交渉を締めくくる)
・良い印象を与えて別れる
感想
最も響いた箇所を引用します。
相手の立場に立つことと、相手の感情になることは全く別
これは心理戦に限定せず、対人関係全般において自覚しておく必要があると感じました。
相手の立場に立って物事を考えることは言うまでもなく大切なことで、その上で相手の感情を汲み取る(相手の気持ちになる)こともありますが、
相手の感情になってはいけない
つまり、無意識に負の感情に流されてはいけないと解釈しました。連鎖する負の感情を自らで絶つ、という強さは重要です。
まとめ
この手の本は特に、書かれている内容全てを鵜呑みにしてはいけませんが、自分にとって気付きを与えてくれる部分が見つかるかもしれないので読む価値ありです!